サンパウロ市地下鉄=ジャバクアラ駅の名称変更=パラ五輪での活躍を顕彰し

サンパウロ州政府が18日、地下鉄1号線ジャバクアラ駅の駅名をジャバクアラ・コミテー・パラオリンピコ・ブラジレイロ(ブラジル・パラオリンピック委員会・CPB)に変更する条令を出したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
これは、史上最多となるメダル89個(金25、銀26、銅38)の獲得と、史上初のメダル獲得数ランキング5位入りを果たしたCPBと選手達を顕彰するための行為だ。
ジャバクアラ駅はサンパウロ市で最初に建設された駅で、1968年12月14日に着工。1972年9月6日には、ジャバクアラ駅と車庫の間で2両編成の車両が初めての試験走行を行った。
駅名変更の条令への署名式はサンパウロ州政庁であるバンデイランテス宮殿で行われ、パラ五輪代表選手達やミザエル・コンラドCPB会長に加え、マルコス・ダ・コスタ障がい者の権利局長、マルコ・アントニオ・アサルヴェ・メトロポリタン交通局長が出席した。
ミザエル・コンラドCPB会長は、パリでのパラ五輪終了直後、今大会での成果を発表し、今回の好成績は2017年に発表された戦略的な計画とCPBの方針変更の結果との見解を表明していた(8日付アジェンシア・ブラジル(2)参照)。