恒例土佐祭りで賑わい=ブラジル高知県人会

ブラジル高知県人会(甲藤マリオ会長)は8月31日と9月1日、サンパウロ市ジャルジン・アナリア・フランコ区のセレチ公園で「第12回土佐祭り」を開催した。初日だけでも500人以上が来場する賑わいをみせた。羽藤ジェオルジサンパウロ市会議員が政府予算の割り当て支援を行い、開催にこぎつけた。
会場には30以上の販売ブースが並び、和太鼓やアニメソングバンドの演奏、コロニア歌手の平田ジョエさんや谷川セルジオさんによる歌唱、空手、合気道、柔道の演武、コスプレ大会などが催された。
31日に行われた開会式では、甲藤会長に代わって片山アルナルド前会長が挨拶。甲藤会長は、29日に亡くなった県人会員の川上徳義さんの葬儀に参加していた為、遅れての参加となった。片山前会長は「今年も多くの方の協力のおかげで土佐祭りを行うことができました。毎回来場者にも恵まれ、心から感謝しております」と述べた。その後、会場に到着した甲藤会長は「これからも15回、20回と開催を続け、回を重ねるごとに、皆さんにより楽しんでもらえるような祭りにしていきたいです」と述べた。