X=「2860万レ支払った」=ブラジルでの運営再開求める

【既報関連】SNSプラットフォーム「X」のブラジルの弁護士たちが最高裁に対し、同裁からの命令に不服従だったことから生じた罰金を全額払い終えたと報告し、伯国での運営再開を求めている。4日付G1サイト(1)が報じている。
これは、Xの弁護士たちがグローボ局の取材に応じたことで明らかになった。それによると、X側は、非民主主義的な発言を行った九つのアカウントを凍結するという最高裁の命令に従わなかったことで生じた罰金2860万レアルの支払いを行ったという。
これに伴い、弁護士たちは、8月30日から停止されているXのブラジルでの運用再開を求めている。
X側はこの罰金支払いの他に、「違反アカウントの凍結」「ブラジル事務所の新代表選出」といった、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事からの命令に従ったことも主張している。
X側は命令不服従だけでなく、9月に同社がブラジルのユーザーのブロック外しを行おうとしたことや、当初は命令通りに新代表を選ぼうとしなかったことで追加の罰金の支払いを要求されていたが、これに関してX側が応えたかは明らかになっていない。