193人でそろばんの腕競う=第64回全伯珠算選手権大会

ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)は9月22日、サンパウロ市ビラ・マリアナ区のサンパウロ天理会館ホールで「第六十四回全伯珠算選手権大会」を開催した。参加者は昨年より約30人増の193人だった。
午前8時30分、開会式が行われ、参加校の紹介、ブラジル国歌斉唱、君が代斉唱、選手宣誓と続き、主催者を代表して斉藤会長が日本語で挨拶し、ポ語訳は司会が読み上げた。次いで来賓を紹介し開会式を終了した。
今回もDクラス(11級~15級)から競技が開始され、総合問題(見取暗算、見取算Aと見取算B)と読上算を行った。今回はフラッシュ暗算を導入し、4クラスに分かれて競った。競技後、成績優秀者に表彰のトロフィーとメダルが授与された。
続いて、Cクラス(7級~10級)の競技が開始され、最初に選手宣誓を行ってから、総合問題、フラッシュ暗算、読上算と読上暗算を行った。競技後、各種目別に表彰が行われ、全国珠算教育連盟ブラジル支部長杯(Cクラス)がマリア・アントーニア・ヴァラリーニ・ロッシャ・デ・カルヴァリョさん(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)に贈られた。
昼食をはさみ、午後1時30分から段クラス・Aクラス・Bクラス(段位~6級)の競技が開始された。午後から参加の生徒代表選手宣誓の後、午前同様に総合問題、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算が行われた。競技後、各部門の表彰が行われ、全国珠算教育連盟理事長杯Bクラスはフェリッペ・バウジ・ドナイレ君(平成そろばんアカデミー)、同杯Aクラスはアンデルソン・リュウ・サイジョウ・ハマサキ君(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)、同杯段クラスはラファエル・リョウ・コニシ君(平成そろばんアカデミー)に贈られた。

その後、閉会式が行われ、挨拶に立った斉藤会長は選手達の健闘に敬意を表し、父兄を始め、教師や協力してくれた人々全員に対して労いの言葉を述べた。
各段級一位成績者は次の通り。(敬称略)
【段位】ラファエル・リョウ・コニシ(平成そろばんアカデミー)【1級】アンデルソン・リュウ・サイジョウ・ハマサキ(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)【2級】ユウ・マルセーロ・タカキ(平成そろばんアカデミー)【3級】ダニエル・ケンゾウ・ハヤシ(平成そろばんアカデミー)【4級】フェリッペ・バウジ・ドナイレ(平成そろばんアカデミー)【5級】サクラコ・トミタ(平成そろばんアカデミー)【6級】ベアトリス・カオリ・アイタ(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)【7級】イザベラ・アイカワ・マツダ(平成そろばんアカデミー)【8級】ジョアン・ルカス・キンキオ・モラレス(ヌーメロ・アミーゴそろばんアカデミー)【9級】マリア・アントーニア・ヴァラリーニ・ロッシャ・デ・カルヴァリョさん(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)【10級】ロレンゾ・セスタリ・ヴィレラ(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)【11級】マヤ・ヒダ(平成そろばんアカデミー)【12級】サラ・コルデイロ・ダ・シウヴァ・メンデス(平成そろばんアカデミー)【13級】シオリ・ヨコタ(平成そろばんアカデミー)【14級】リョーガ・マツミヤ(平成そろばんアカデミー)【15級】イザベラ・ジーアス・テリス(ヌーメロ・アミーゴ・アカデミア・デ・ソロバン)