ブラジル杯=フラメンゴが優勝果たす=2年ぶり、5回目の栄冠

10日、サッカーのブラジル杯決勝戦第2試合が行われ、フラメンゴがアトレチコ・ミネイロを破り、2年ぶり5回目の優勝を果たした。同日付ランセ・サイト(1)などが報じている。
決勝第2試合は、会場のベロ・オリゾンテMRVスタジアムが強い雨に見舞わる中で行われた。
試合は、前戦を1対3で失ったミネイロが積極的に攻撃を仕掛けるかと思われたが、フラメンゴがさらに攻撃的なサッカーを展開。両軍共に、シュートチャンスをつかんではキーパーの好守で守る白熱した試合展開が続いた。
だが、後半37分、フラメンゴは相手の中盤ががら空きになった瞬間にドリブルで上がったエクアドル代表のプラッタがゴールを決めて均衡を破った。これを守りきったフラメンゴが2連勝で優勝を決めた。
これで、フラメンゴはこの大会で5回目の優勝となった。この優勝回数は6回のクルゼイロに次ぐもので、グレミオと並ぶ2位となっている。この優勝で、フラメンゴは来年のリベルタドーレス杯に予選なしで参加できることも決まった。
優勝を決めたフィリペ・ルイス監督は昨年まで現役の左サイドバックとして活躍。今年、監督に就任したが、フラメンゴでは既にU17(17歳以下)、U20(20歳)のチームが優勝を飾っており、これが3つ目のタイトルとなる。
また、試合後には、長年、エースとしてチームを牽引してきたガビゴルが来年1月からクルゼイロに移籍することも発表された。ガビゴルは試合後のインタビューで、今シーズンはフラメンゴの理事やチッチ前監督と衝突していたことを暴露し、話題となった。