ゴールデン・グローブ=フェルナンダが主演女優ノミネート=出演作も外国語映画作品賞で

9日、米国で最大級の映画賞の一つ「ゴールデン・グローブ」で、ブラジル映画「アインダ・エストウ・アキ」が外国語映画賞に、さらに同作出演のフェルナンダ・トーレスが主演女優賞にノミネートされた。
ゴールデン・グローブは1940年代からアカデミー賞と並ぶ映画賞として知られ、映画部門とテレビ部門が並行して対象になる。
フェルナンダ・トーレスは映画部門の主演女優賞(ドラマ)でノミネートされた。伯人でのノミネートは彼女の母親であるフェルナンダ・モンテネグロが1999年に「セントラル・ステーション」でノミネートされて以来、25年ぶりのことになる。
ブラジル人女優では過去にソニア・ブラガが1986、89年に映画部門、95年にテレビ部門でノミネートされている。男優は、2016年にヴァギネル・モウラがテレビ部門でノミネートされただけだ。(1)
フェルナンダはニコール・キッドマン、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ウィンスレットなど、世界的なハリウッド女優たちと、この賞を争うことになる。
フェルナンダが主演した「アインダ・エストウ・アキ」も外国語映画賞でノミネートされた。伯国映画の同部門へのノミネートは、2005年に今作の監督のヴァルテル・サレスの「モーターサイクル・ダイアリーズ」がノミネートされて以来、20年ぶり。同賞へのブラジル作品のノミネートはこれまでに8本あったが、そのうちの4本までがサレスの作品だ。(2)
授賞式は来年の1月5日に行われる。