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夏の国際観光で新記録?=国際便は450万座席に

2024年12月18日

リオ市の海岸を埋める観光客達(© Tânia Rêgo/Agência Brasil)
リオ市の海岸を埋める観光客達(© Tânia Rêgo/Agência Brasil)

 ブラジル観光公社(Embratur)が16日、2025年の夏季シーズンはブラジルとリオへの国際観光客の数が新記録を更新するとの見通しを明らかにした。同公社によると、25年1~3月のブラジル向けの国際線は史上最大となる450万席の提供が予定されていると同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 特に目立つのは南米諸国で、アルゼンチン発、ブラジル向けの便は10・6万席増、チリ発では8・3万席増、ウルグアイ発では2・1万席増と見られている。
 リオ市に向かう便だけを見ると、1~3月に同市に降り立つ国際観光客は99・1万人と見込まれている。この数字はパンデミック前を20・4万人(26%)上回っている。同市の場合は、南米からの便が週68便増える上、米国からの便が9便、欧州からの便が8便、アジアからの便が1便増える。
 マルセロ・フレイショ同公社総裁は16日、リオ市ガレオン空港で開かれた、スカイ・エアラインによるリオ~モンテビデオ間の直行便就航を祝うイベントでこれらの数字を公表した。直行便は週4便で、リオ市への観光客は月約5千人増えると見られているという。
 また、この夏の国際観光客数や就航便数が新記録を更新することで、国際観光収益も70億レの新記録を達成する見込みだという。このことは、リオ市やリオ州、ブラジルにとっての雇用や所得の増加も意味している。


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