労働雇用省=正規雇用者は16・5%増=全部門で計169万人増加

労働雇用省が1月30日、24年は正規雇用者が前年比で16・5%増となる169万3673人増えたと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなど(1)(2)が報じた。
全就労・失業者台帳(Caged)によると、24年は採用2556万7548人、解雇2387万3575人で、12月末現在の正規雇用者総数は4721万948人、第3期ルーラ政権の2年間の正規雇用者純増は314万7797人となった。また、正規雇用者は全部門、全連邦自治体、全地方で増加した。
部門別での純増数最多はサービス業の92万9002人増で、商業33万6110人、工業30万6889人、建設業11万921人、農牧業1万808人と続く。
連邦自治体別の純増最多はサンパウロ州の45万9371人で、リオ州14万5540人、ミナス州13万9503人と続く。
地方別純増数は、南東部77万9170人(3・35%増)、北東部33万901人(4・34%増)、南部29万7955人(3・58%増)、中西部13万7327人(3・38%増)、北部11万5051人(5・07%増)となっている。
正規雇用者増は女性が牽引(女性89万8680人&男性79万4993人)した。肌の色別では褐色(混血)192万9771人増、白人90万8732人増、黒人37万3501人増、黄色1万3271人増と続くが、先住民族は1502人減だった。
新規採用者の平均給与は2177・96レで、前年を2・59%(55・02レ)上回った。