MG州＝Nカルドーゾ元知事が死去＝MDB創立にも関与の重鎮

　ミナス・ジェライス州元知事のニュートン・カルドーゾ氏（86歳）が2日未明に多臓器不全で亡くなった。同日付G1サイト（1）（2）などが報じている。
　ニュートン氏は1938年にバイア州ブルマドで生まれた。ミナス・ジェライス連邦大学で行政学と政治社会学を学び、同州キリスト教大学で法学の学士号も取った。
　1964年に軍事政権が始まると、反軍政派の民主運動（MDB）の創立メンバーの一人となった。1972年にベロ・オリゾンテ大都市圏のコンタージェンの市長に当選。政治家生命を始める。
　コンタージェン市長を3期（1973〜77年、83〜86年、97〜98年）務めた他、連邦下議を3期（1979〜82年、95〜96年、2011〜15年）、ミナス・ジェライス州知事を1期（1987〜91年）、副知事を1期（1999〜2002年）務めた。下議3期目の2011〜12年にはMDBの下院副リーダーにもなっている。
　同氏の息子で連邦下議のニュートン・カルドーゾ・ジュニオル氏（MDB）によると、ニュートン氏は数日前から体調を崩し、ベロ・オリゾンテ市内の病院に入院していた。死因を明かしたのもジュニオル氏だった。