3月も電気代は追徴なし=水力発電所の状況は良好

国家電力庁(Aneel)が、水力発電所の貯水ダムの状況は良好と判断し、3月も追徴金なしの緑旗を維持することを決めたと3日付ポルタル・ド・オランダなど(1)(2)(3)(4)が報じた。
ブラジル最大の電力供給源は水力発電のため、水力発電所のダム貯水量やダム周辺の降水量などによって、発電経費がよりかさむ火力発電所をどの位稼働させるかを判断する必要がある。3月は降水量が比較的多い上、2月までの雨で水力発電所の貯水ダムの状況も良好なため、火力発電所を稼働させる必要性は低いと判断され、24年12月に始まった追徴金ゼロの緑旗の適用継続が決まった。
干ばつや少雨で火力発電所の稼働率が上がると、追徴金が発生する黄旗、赤旗1、赤旗2が適用されるようになる。