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沖縄県人会定期総会=知花ルイ新会長が就任

2025年3月12日

新理事会メンバーと出席した会員ら
新理事会メンバーと出席した会員ら

 ブラジル沖縄県人会(AOKB)の第88回定期総会とブラジル沖縄文化センター(CCOB)の第53回定期総会が、2月23日午前10時(第2次招集)からサンパウロ市リベルダーデ区の本部会館で行われ、各支部代表や会員ら約80人が出席した。役員改選では2025年、26年度の新理事会メンバーが発表。2期4年会長を務めた高良律正氏に代わって、同県人会本部副会長やビラ・カロン支部長などを務めた知花ルイ氏(61、2世)が新会長に就任した。
 先人への黙とうの後、AOKBとCCOBの24年度事業報告が行われた。6月のCCOBによる「先生の日」イベント、豪雨により倒壊した樹木の処理、AOKBによる6月の慰霊法要、同月の婦人連合会主催第5回合同芸能祭、7月の県連日本祭り参加、同月のブラジリア恩赦委員会でのブラジル政府謝罪、8月の沖縄祭り等が説明された。
 24年度会計報告では、AOKBが収入118万399・30レアル、支出141万6247・65レで前年度繰越金(74万948・89レ)を加えた50万5100・54レが残高として計上された。また、CCOBは収入61万3004・17レ、支出64万8714・44レで、前年度繰越金(4万7314・70レ)を加えた1万1604・43レが残高として計上、それぞれ拍手で承認された。
 引き続き、2月半ばから3月初旬までブラジルの沖縄県人移民の資料及び史料収集などを行っていた沖縄県立図書館一行4人の紹介も行われた。
 昼食を挟んで午後からは、サンパウロ市および近郊の各支部代表、青年部・婦人部の紹介が行われた。

新会長に就任した知花氏
新会長に就任した知花氏

 その後、25年、26年度の新理事会メンバーが発表され、知花新会長をはじめとする役員が紹介された。知花新会長は県人会と各支部の活動を支えてくれているすべての会員、婦人部・青年部に感謝の気持ちを表し、来年県人会創立100周年を迎えるにあたり、各種記念イベントを予定していることを説明。「皆様の協力をよろしくお願いします」と呼びかけた。
 25年度事業案では、ビンゴ大会(4月27日)、フォーラム(5月18日)、琉球民謡コンクール(6月1日)、「先生の日」イベント(6月15日)、慰霊法要(6月22日)、
古典音楽コンクール・琉球舞踊コンクール(10月5日)、世界のウチナーンチュの日(10月26日)、支部対抗カラオケ大会(11月16日)などが承認された。
 25年度予算案は、AOKBが収入69万9000レ、支出72万2500レ。CCOBが収入36万8550レ、支出37万6700レでそれぞれ承認された。


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