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リオ市=ブラジル大通りでバスジャック=軍警追跡、乗客無傷で犯人逮捕

2025年3月15日

被害を受けたバス(Reproducao)
被害を受けたバス(Reproducao)

 14日朝、リオ市の幹線道路のブラジル大通りで約70人を乗せたバスがバスジャックに遭い、騒然となったが、犯人は逮捕され、乗客も無事だった。同日付テラサイトなど(1)(2)が報じている。
 現場はリオ市北部ベンフィッカ地区のブラジル大通りで、朝のラッシュ時に路線番号378のバスに乗り込んだ男が、運転手を脅して進路を変更させ、乗客から金品も奪った。
 バスジャックの報告を受けたのはプロヴィデンシアの治安維持警察部隊(UPP)とサンクリストヴォンの軍警第4大隊で、即座に追跡を開始した結果、市中央部サントス・ドゥモン空港近くのジェネラル・ジュストス大通りでバスに追いつき、乗客を全員無事に降ろし、犯人を逮捕した。
 警察によると、ジェフェルソン・ドス・サントス・クラウジオ・マルチンス容疑者は贋作の銃で運転手を脅し、リオ市中央部まで運転するように命令したという。
 「犯人はレオポルジーナのサンカルロスのファヴェーラまで行くように命令した。私がルートを突然変えたので、乗客はすごく怖がっていた」と運転手は語っている。犯人は乗客から携帯電話などの所持品を奪っていたが、負傷者は出ていない。犯人が奪った所持品は乗客に返却された。
 同件はサンクリストヴァンの市警17署で届け出がなされたが、今後の捜査はチジュッカの第19署が担当する。
 ブラジル大通りでは13日朝も、2人組が47人乗りのバスに侵入。銃声と共に乗客らを威嚇する事件が起きている。


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