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パレスチナ=ブラジルと二重国籍の少年死亡=イスラエルの刑務所の中で

2025年3月26日

ワリドさん(Divulgacao)
ワリドさん(Divulgacao)

 ブラジルとパレスチナの二重国籍の17歳の少年が先週末、イスラエルの刑務所で亡くなったことが明らかになった。24日付G1サイト(1)(2)が報じている。
 ブラジルのアラブ・パレスチナ連盟が24日に公表したところによると、亡くなったのはワリド・カレド・アブダラ・アフマドさんで、24年9月30日にヨルダン川西岸のシルワドで逮捕された。
 ワリドさんは、ガザ地区での紛争が始まって以来、イスラエルの刑務所で殺害された約60人いるとされるパレスチナ人の人質の1人だ。
 死因は明らかにされていないが、同連盟によると、ワリドさんがいたメギド刑務所は「電気ショックや殴打、食事の剥奪、犬まで使った拷問で知られる悪名高い刑務所だった」という。
 ワリドさんはヨルダン川西岸ラマラ地区シルワド出身で、イスラエル兵への暴行容疑で逮捕されたとされている。シルワドはパレスチナの中でもイスラエルによる占拠が進んだ地域だ。
 なお、ブラジル外務省は25日、ワリドさんの死亡を確認したが、死に至った状況や死亡した正確な日付はまだ不明とし、イスラエル政府に対して、迅速かつ独立した調査を行い、その結果を公表するよう要求したことを明らかにした。


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