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サンタカタリーナ州=タンクローリーが国道で横転=爆発炎上で5人負傷、交通混乱

2025年4月8日

爆発炎上したタンクローリーと漏れた燃料に引火して路上や路肩でも火災が広がっている様子(Reproducao)
爆発炎上したタンクローリーと漏れた燃料に引火して路上や路肩でも火災が広がっている様子(Reproducao)
 6日、サンタカタリーナ州の国道101号線で燃料を積んだタンクローリーが横転し、爆発炎上。多数の車が巻き込まれ、国道が通行止めになる事態が起きた。同日付G1サイト(1)(2)が報じている。

燃料に引火した火によって延焼した乗用車やトラック(7日付G1サイトの記事の一部)
燃料に引火した火によって延焼した乗用車やトラック(7日付G1サイトの記事の一部)
 事故が発生したのはサンタカタリーナ州フロリアノーポリス大都市圏パリョッサを通る国道101号線233キロ地点で、6日午後1時37分頃、エタノールを積んでクリチバ方面(北)に向かっていたタンクローリーがカーブでバランスを崩し、左側に横転後、そのまま路上を滑り、中央分離帯に激突。この衝撃で爆発炎上したため、反対側の車線を走っていた乗用車やトラックも炎に包まれた。また、漏れた燃料に引火し、路面や路肩でも火災が広がり、周辺の樹木などでも延焼が起きた。
 この事故では5人が負傷。少なくとも乗用車24台(翌日の報道では21台)とトラック3台が全半焼した。
 負傷者の内、2人はタンクローリーの運転手とその妻で、腕や脚に1〜3度のやけどを負い、病院に運ばれた。夫は全身の30%、妻は20%を負傷したという。残りの3人も病院に運ばれたが、容態などの詳しい情報は入っていない。
 現場には連邦道路警察(PRF)、軍警、防災局職員の他、消防士36人、移動式緊急医療サービス(SAMU)の救急車2台、救急車3台、レッカー車3台が派遣され、負傷者への対応や消火活動、道路の清掃などを行った。
 なお、事故の後にLGPガスを運ぶタンクローリーが同国道の同地区を通る予定だったが、PRFが路線変更させた。
 現場付近に停車していた車両の移動を促すため、同道管理担当企業が中央分離帯の一部を壊したりしたが、同日16時30分現在もなお、南方向に6キロ、北方向に8キロの渋滞ができていた。
 同道は事故から15時間後の7日朝、全面解除されたが、午前9時40現在もまだ、若干の渋滞が起きていたという。事故の原因は警察が調査している。

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