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PSDB=ポデモスと合併へ=今月中に新党発表の運び

2025年4月24日

両党のロゴ(Reproducao)
両党のロゴ(Reproducao)

 民主社会党(PSDB)がポデモスと今月末までに合併する方向で進んでいると、22日付G1サイト(1)が報じている。
 PSDBとポデモス両党の党員によると、交渉は現在、第2段階まで進んでおり、党の憲章、プログラム、さらには新党の名前について話し合われているという。
 合併が正式に決まると、下院議員の数が28人となり、下院で7番目の政党となる。上院では7人で4番目となる。
 PSDBはここ数年間、離党者が相次ぎ、「合併もやむなし」の状況となっていたが、これまでの党の歴史から、党の存続を望む声も少なくなかった。だが、ここ数カ月間で、ペルナンブッコ州のラケル・リラ知事、リオ・グランデ・ド・スル州のエドゥアルド・レイテ知事といった党を代表する政治家が相次いで社会民主党(PSD)に移籍し、合併が決定的となっていた。
 PSDBは90年代にフェルナンド・エンリケ・カルドーゾ大統領を擁した上、1995年から28年間にわたり、サンパウロ州知事を輩出してきたが、その歴史に幕を閉じることになる。
 ポデモスは1995年に全国労働者党(PTN)として発足。長年、小政党のままだったが、2016年にポデモスと改称。18年にPSDB右派のパラナ州上議だったアルヴァロ・ジアス氏を大統領選で擁立して以降、連邦議員の数を増やしていた。(2)


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