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リオ・グランデ・ド・スル州=共犯者の女性が獄中死=14年の少年殺人事件

2025年4月24日

ベルナルド君とエデルヴァニア氏(Reproducao)
ベルナルド君とエデルヴァニア氏(Reproducao)

 2014年にリオ・グランデ・ド・スル州で起きた11歳の少年殺害事件の共犯者の女性が獄中死していたことが、22日に明らかになった。同日付G1サイト(1)が報じている。
 亡くなったのはエデルヴァニア・ヴィルガノヴィッチ受刑囚で、22日にポルト・アレグレの女性刑務所で遺体となって発見された。警察は自殺と見ている。
 この女性は、14年4月、リオ・グランデ・ド・スル州北西部のトレス・パッソスで11歳だったベルナルド・ボルドリーニ君が殺害された事件で有罪となった4人の一人だ。
 ベルナルド君は4月4日に友人宅に泊まると言って出かけたのを最後に行方不明となり、10日後に同州フレデリコ・ウェストファレンの川のほとりに埋められていた遺体が発見された。(2)
 主犯はベルナルド君の継母のグラシエル・ウルリーニ氏で、ベルナルド君が行方不明だとして捜索を求めた父で医師のレアンドロ氏やグラシエル氏の友人のエデルヴァニア氏、エデルヴァニア氏の兄のエヴァンドロ氏が共犯者とされた。
 殺害は、レアンドロ氏が処方した薬をグラシエル氏がベルナルド君に「吐き気止めの薬」と偽り、注射で過剰投与したことによるもので、エデルヴァニア氏は同君を連れ出し、薬の投与を助けた上、遺体隠匿を手伝ったとして22年10カ月の実刑判決を受けた。遺体は地中に埋目られた上、損傷を促進するための薬剤もまかれていた。
 エデルヴァニア氏は2023年にいったん自宅軟禁が認められたが、今年2月に最高裁からセミ・アベルト(昼間の外出可)に戻され、夜は刑務所で過ごすことが義務付けられていた。この最高裁での判決の際、弁護側はエデルヴァニア氏の体調を危惧する発言を行っていた。(3)


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