site.title

最高裁審理で更に7人被告に=クーデター疑惑の第4核心

2025年5月8日

最高裁前(Antonio Cruz/Agencia Brasil)
最高裁前(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 最高裁第1小法廷は6日、2022年大統領選に伴うクーデター計画疑惑に関し第4の核心の7人に対する審理を行い、判事の満場一致で全員を被告とした。同日付UOLサイト(1)が報じている。
 今審理の対象となったのは元陸軍少佐のアイルトン・ゴンサルヴェス・モラエス・バロス氏、陸軍予備役少佐のアンジェロ・マルチンス・デニコリ氏、ヴォット・レガル社会長のカルロス・セーザル・モレツォン・ロシャ氏、陸軍准尉のジャンカルロ・ゴメス・ロドリゲス氏、陸軍中佐のギリェルメ・マルケス・デ・アルメイダ氏、元ブラジル情報庁(Abin)勤務の連邦警察官マルセロ・アラウージョ・ボルメヴェット氏、陸軍予備役大佐のレジナルド・ヴィエイラ・デ・アブレウ氏の7人だ。
 連邦検察庁の告訴によると、この7人は選挙プロセスに関しての虚報を拡散し、クーデター計画者に邪魔になる当局や機関に対してヴァーチャル攻撃を行ったとされている。この7人は共に、組織的な大型計画と、社会を不安定化させ組織を崩壊させることで得られる有効性について認識していたという。 
 報告官のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は検察庁の主張を認めて7人を被告にすることを勧め、フラヴィオ・ジノ、クリスチアーノ・ザニン、カルメン・ルシア、ルイス・フクス判事が賛同し、7人は全て被告となった。
 これで連邦警察の捜査によるクーデター疑惑に関する被告数は21人に上った。


リベルタドーレス杯、サンパウロが決勝T進出王手前の記事 リベルタドーレス杯、サンパウロが決勝T進出王手サンパウロ市地下鉄=電車と安全ドアに挟まれ圧死=通勤ラッシュ時の5号線で次の記事サンパウロ市地下鉄=電車と安全ドアに挟まれ圧死=通勤ラッシュ時の5号線で
Loading...