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サンパウロ市=今週末に文化ヴィラーダ=話題の歌手ら続々出演

2025年5月23日

リニケル(Instagram)
リニケル(Instagram)

 サンパウロ市では24日から25日に、毎年恒例のフリーコンサートを中心とした文化イベント「ヴィラーダ・クルツラル」が開催される。
 2005年の第1回開催以来、20周年となる今年のテーマは、「24時間で20年」だ。今年は市内21カ所にステージが設置されており、メイン会場となる市中央部のステージは大幅に補強されている。
 ステージの分布は南部7、西部1、東部6、北部2、中央部5だが、メイン会場のアンニャンガバウーを始め、夜通しでショーを行うステージは中央部に集まっている。(1)
 人気出演者は各地域に分散している。南部カンポ・リンポではセルタネージャの人気者ミシェル・テロが24日19時、女性ポップ歌手のルイーザ・ソンザが25日17時30分に出演。ルイーザは、北部ブランジランジアのステージにも24日21時に出演する。
 東部イタケラのステージでは国内R&Bきっての人気者のカロル・コンカ、ラシード、イザが24日17時以降、続々と出演する。他方、西部ブタンタンでは24日夜にバンダ・ウォ&ガビ・アマラントス、ドゥーダ・ビートらのダンス・ミュージッックの人気者、25日はフレズノ、デッドフィッシュ、セパルトゥラと、ロックの大物バンドが出演する。
 最も注目されているのは、アンニャンガバウーのメイン・ステージに25日18時に出演するトランスジェンダーR&B歌手のリニケルだ。昨年売り出したアルバム「CAJU」は、昨年の国内の音楽賞を総ナメ。注目度最高潮のタイミングでのライブとなる。
 リニケルの一つ前に出演する、女性ロック歌手でレズビアンの歌手の先駆者でもあるベテランのマリーナ・リマも、今年3月のロラパルーザ・ブラジルでのライブが大好評だっただけに注目される。
 中央部レプブリカのステージでは25日18時から、2023年に亡くなった伝説の女性ロック歌手、ヒタ・リーに捧げるライブが、大物アーティストを迎えて行われる予定だ。(2)
 イベント開催中は市内の地下鉄は24時間営業となっており、各地ステージへのはしごも可能だ。


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