《寄稿》「おくのほそ道」から学ぶ=人生は旅のようなもの=老齢は「かろみ」に生きよ=サンパウロ在住 毛利律子
日本独自の定型詩俳句や短歌は、今では世界に知れた最も短い詩であり、文学・哲学・芸術といえよう。俳句は、五・七・五の三句十七音で構成される。句の中に自然や季節のうつろいを表す「季語」を入れるというルールがあり、その季語によって詠う人の情感が奥行深く表現される。目に見えない心情を、具体的に言葉にして表現するのである。
現在は約70カ国以上に普及し、各国の言語で俳句がつくられているという。欧米では、ローマ字で「HAIKU」、中国では「漢俳(かんばい)」という名前で呼ばれ、親しまれているのである。
ブラジル日系社会の「ぶらじる俳壇」には俳句、短歌の秀作が居並び、日...
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