site.title

基礎食料品セットの価格=上昇率1位はブラジリア

2025年5月28日

スーパーに並ぶ食料品(© Valter Campanato/Agência Brasil)
スーパーに並ぶ食料品(© Valter Campanato/Agência Brasil)

 ソフトウェアサービスのNeogridとジェトゥリオ・ヴァルガス財団ブラジル経済研究所による基礎食料品セットに関する調査によると、24年11月~25年4月の6カ月間の基礎食料品セットの値上がり率トップはブラジリアで、最も高価だったのはサンパウロと26日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 同調査はブラジリア、ベロ・オリゾンテ、クリチバ、フォルタレーザ、マナウス、リオ、サルバドール、サンパウロの8市が対象で、ブラジリアではこの間に基礎食料品セットが785・68レから844・01レに7・4%値上がりした。その他の市の値上がり率はクリチバ3・3%、サンパウロ3・1%、ベロ・オリゾンテ1・9%、フォルタレーザ0・07%だ。他方、サルバドールでは0・9%、リオでは3・6%、マナウスでは5・8%、値下がりした。
 基礎食料品セットの価格はサンパウロの991・80レが最高。同市は2カ月連続でセット価格が最高だった。
 半年間の価格変動が最も大きかったのは、サンパウロで28%など、全市で値上がりしたカフェで、ブラジリアで32・1%増を記録した果物も、全市で値上がりした。パンはブラジリアの31・8%増など6市で、大豆油もブラジリアの20%増など6市で値上がりした。卵はフォルタレーザの13・1%増など7市で値上がりした。
 他方、米はベロ・オリゾンテで13・7%、リオで10・5%、クリチバで10・2%、マナウスで10・1%のように、全市で値下がり。マンジョッカの粉も、マナウス21・9%、サルバドール10・2%のように安くなった。


ルーラ大統領=めまい訴え病院へ、公務中止=過去の転倒事故も影響か前の記事 ルーラ大統領=めまい訴え病院へ、公務中止=過去の転倒事故も影響かカンヌ二冠はどんな映画?=スタイリッシュな政治スリラー次の記事カンヌ二冠はどんな映画?=スタイリッシュな政治スリラー
Loading...