大サンパウロ市圏=妻の遺体をチエテ川で発見=夫が殺人自供の約1週間後

大サンパウロ市圏で29日朝、元夫に殺された後にチエテ川に捨てられた女性の遺体が見つかった。同日付G1サイト(1)が報じている。
発見されたのはアマンダ・アルメイダさんの遺体で、大サンパウロ市圏サンタナ・ド・パルナイーバの近くにあるエジガル・デ・ソウザ・ダムでシーツに包まれた状態で発見された。遺体の身元の確認はアマンダさんの兄が既に行っている。
アマンダさんの捜索は6日間かけて行われ、一度は中断された。だが、通行人の通報を受けた消防士たちが、現場に駆けつけた結果、遺体発見につながった。
アマンダさんの殺害と遺体遺棄は、前夫のカルロス・リベイロ容疑者が21日に自供したことで明らかになっていた。殺害が行われたのは19日で、同容疑者の兄弟のフェルナンド容疑者も遺体遺棄を手伝った容疑で逮捕されている。
アマンダさんとカルロス容疑者は2カ月前から別居状態で、2人の間には3人の子供がいた。
カルロス容疑者によると、アマンダさんを絞殺後、フェルナンド容疑者に電話をかけ、遺体の隠蔽を手伝うよう頼んだという。アマンダさんの住居の監視カメラには、二人がアマンダさんの遺体をシーツのようなもので隠しながら運び去る姿が録画されていた。両容疑者は住居の前に停めてあった自動車に遺体を乗せて運んでいた。
アマンダさんとカルロス容疑者は、SBT局が主催する視聴者参加の夫婦の料理番組に出演したことなどでも知られていた。(2)