中銀=Pixの新システム発表=定期支払を完全に自動化

中央銀行は4日、Pixの自動支払いシステムについての発表を行った。同日付G1サイト(1)が報じている。
これは、光熱費、水道料金、学費、家賃、電話料金、保険費、定期講読料などの定期的な支払いがあるものに対して適用される。
新システムは従来の銀行口座からの自動引き落としに代わるものだ。この新システムでは、支払者は一度、請求書を承認するだけでよく、支払日毎に手続きを繰り返す必要がなくなる。
この新システムは手数料がかからず、どの銀行でも毎月対応する。支払を取り止めたい時は、前日の23時59分までに指定すればよい。
支払者は従来通り、支払先から請求書を受け取るが、支払いは先方との合意で決めた日に自動的に行われる。その支払先が所有しているアプリでの支払手続きや確認も可能だ。
この支払システムは16日から利用可能となる。支払者個人の新しい支払の承認が行われるかは支払先の判断に依る。
中銀は、支払者が支払を忘れたりするのを防ぎ、日常生活を実用的で便利にすることを狙いとしており、支払者の利便性だけでなく、運営側のコストや手数料の削減も期待できるとしている。