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恋人の日=今年の売上は4・8%増?=サンパウロ商業連盟が予測発表

2025年6月5日

恋人の日のプレゼントとして根強い人気を保つ衣料品を扱う店先(© Fernando Frazão/Agência Brasil)
恋人の日のプレゼントとして根強い人気を保つ衣料品を扱う店先(© Fernando Frazão/Agência Brasil)

 サンパウロ商業連盟(FecomercioSP)が2日、サンパウロ州の今年の恋人の日商戦の売上は昨年を4・8%上回るとの見通しを発表したが、母の日商戦で記録した7・4%増は下回る見込みと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 同連盟は声明の中で、恋人の日商戦での売上の伸びが母の日商戦を下回ると見ている理由として、消費に向けられる世帯所得の一部を減少させるサービス部門のインフレや、中長期的に信用に影響を与える高金利などの要因を挙げた。
 国民の負債水準の高さも一因で、恋人の日のプレゼントとして人気の高い商品は比較的値がはるものが多いため、分割払いで購入する人が増えると、売上高の伸びが限界に達すると説明している。
 恋人の日商戦による売上増の恩恵を最も受けるのは衣類やアクセサリー、履物で、9・3%の成長が見込まれている。次は化粧品を扱う薬局や香水店で、8%の売上増を見込んでいる。携帯電話などの電気・電子機器なども、売上を牽引すると見られている。


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