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パラナ州=コメディアンがモデルを殺害=嘘の仕事で誘い、ふられて激昂

2025年6月11日

アルヴェス容疑者とライッサさん(Reproducao)
アルヴェス容疑者とライッサさん(Reproducao)

 パラナ州で、コメディアンの男性が友人の女性モデルに対し、「仕事がある」と虚偽の斡旋を行った後に殺害する事件が起こった。9日付CNNブラジル(1)が報じている。
 これは、同州在住のコメディアン、マルセロ・アルヴェス容疑者が9日にパラナ州市警に自供したことで明らかになった。殺害されたのはバイア州出身で州都クリチーバ在住のモデル、ライッサ・スエレン・フェレイラ・ダ・シルヴァさん(23歳)で、今月2日から行方不明になっていた。
 アルヴェス容疑者はライッサさんの友人で、彼女の家族とも面識があり、家族がライッサさんを捜索していた際、クリチーバにある自身の家で彼らを寝泊まりさせていた。だが、同容疑者が9日、ライッサさんの姉妹に対し、自身がライッサさんを殺害したとの音声メッセージを送ったことで捜査が急展開を見せた。
 アルヴェス容疑者は自供後、警官を連れてクリチーバ大都市圏アラウカーリアの森林地帯に向かい、ライッサさんの遺体を遺棄した場所を示した。
 ライッサさんはバイア州パウロ・アフォンソ出身で、2020年にはミス・セーラ・ブランカ・ティーンに輝いた。3年程前、クリチーバに移り、モデルやネットのインフルエンサーとして知られるようになった。
 アルヴェス容疑者は、自身が関係していた社会プロジェクトに所属していたライッサさんを10歳の頃から知っており、クリチーバへの転居も手伝った。
 警察によると、アルヴェス容疑者は「サンパウロ州ソロカバで仕事を見つけた」と噓をついてライッサさんを自宅に誘い出し、「愛している」と伝えたが、彼女が愛を受け入れなかったため、激昂してプラスチック製の紐で絞殺したという。


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