ブルーノ・エンリケ=賭博関与で起訴される=イエローカード不正の疑い

連邦直轄区検察局は、サッカー・クラブ、フラメンゴのブルーノ・エンリケを始め、8人をサッカー賭博に関与したとして起訴した。12日付CNNブラジルが報じている。(1)
ブルーノ・エンリケは2023年11月に全国選手権で行われたサントスとの試合で意図的にイエローカードをもらう反則を起こし、彼がイエローカードをもらうことに賭けた人たちに便宜を図った嫌疑をかけられた。
容疑をかけられていた人のうち、ドウグラス・リベイロ・ピナ・バルセロス氏は、警察に対し、不起訴の約束で自身がこの犯罪に加担したことを自白した。
不起訴と引き換えの自白という司法取引にあたる行為は、ブルーノと彼の実弟のヴァンデル・ヌーネス氏以外に提示されたが、ドウグラス氏だけが受け入れたという。ドウグラス氏はヴァンデル氏の友人でもある。
連邦警察の調べによると、ドウグラス氏は1050レアルの儲けを期待し、ブルーノに350レアルをかけたという。
ブルーノ・エンリケは、2019年のシーズンからフラメンゴのフォワードのレギュラーとして活躍。19年、20年の全国選手権、19年、22年のリベルタドーレス杯優勝にも貢献し、チームを代表するスター選手として知られている。
検察は、「国内最大級の人気チームの有名選手は若者の模範であるべきで、寛容な処分ではスポーツ界における不正行為を常習化させる危険性がある」との見解を示している。