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前政権の元閣僚を逮捕=シジ氏の国外逃亡幇助?

2025年7月10日

マシャド氏(Valter Camargo/Agencia Brasil)
マシャド氏(Valter Camargo/Agencia Brasil)

 13日、クーデター計画疑惑で司法取引を行ったボルソナロ前大統領元側近のマウロ・シジ氏を国外逃亡させようとしたとして、ボルソナロ政権の閣僚だったジルソン・マシャド容疑者が逮捕された。同日付G1サイト(1)が報じている。
 マシャド氏は13日朝、ペルナンブッコ州レシフェで逮捕された。連邦検察庁は10日に、この件についての捜査を命じていた。
 同容疑者は5月、レシフェにあるポルトガル総領事館でシジ氏のポルトガルのパスポート取得手続きを行い、同氏の国外脱出を可能にしようと試みた疑いを持たれている。
 連邦警察はまた、シジ氏の携帯電話から、2023年1月にポルトガル国籍の取得を試みた痕跡があったとの発表も行っている。
 マシャド氏は「父親のパスポートの更新手続きのために総領事館に行った」として、容疑を否定している。
 これを受け、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は一旦、シジ氏逮捕を命じた。だが、すぐにこれを取り消し、連警での事情聴取に切り替えた。
 シジ氏は2023年1月11日にポルトガル国籍の取得手続きを行ったことを認めた。だが、今回のマシャド氏による行動は知らなかったという。
 シジ氏によると、ポルトガル国籍の取得手続きは三権中枢施設襲撃事件の3日後で、妻と娘が既に取得していたので、自分も取得したいと考え、手続きを行ったと語っている。(2)


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