クラブW杯=フルミネンセが4強入り=パルメイラスは痛恨の脱落

4日、サッカーのクラブW杯の準々決勝が行われ、フルミネンセはアル・ヒラル(サウジアラビア)を2対1で下して準決勝に進出したが、パルメイラスはチェルシー(イングランド)に1対2で敗れた。
ブラジリア時間の16時にフロリダ州オーランドで行われたアル・ヒラル戦でフルミネンセは前半40分、巧みなパス回しからマルチネッリの左からの豪快なシュートで1点を先制した。前半終了間際に反撃にあうも、44歳のキーパー、ファビオの攻守で防いだ。
後半6分、アル・ヒラルはゴール前でのクリバリのヘディングを伯人センター・フォワードのマルコス・レオナルドが押し込んで1対1の同点に追いついた。
だが25分、フルミネンセは前戦のインテル・ミラン戦で決勝点を挙げたボランチのエルクレスがこの日もカウンター攻撃から2試合連続ゴールを決め2対1。これを守りきったフルミネンセがベスト4に名乗りを上げた。(1)
ブラジリア時間22時にフィラデルフィアで行われたチェルシー戦で、パルメイラスは当初、チェルシーの巧みなパス回しについていけず防戦一方。前半16分にエース、パーマーに得点を決められ1点を失った。
前半の終盤からリズムをつかみ始めたパルメイラスは後半8分、ゴール右前の角度のないところからエステヴォンが難易度の高いゴールを決め同点に。今大会後の対戦相手チェルシーへの移籍の決まっている18歳が多いにアピールした。
だが38分、ゴール前にディフェンダー、ジャイからこぼれた球をキーパー、ウェヴェルトンが右にそらしてこれがゴールを破った。この痛恨のミスが決勝点となり、パルメイラスは敗れた。(2)
フルミネンセの準決勝はブラジリア時間の8日16時にチェルシー相手に行われる。