アモリン＝「トランプに国益なく欲望だけ」＝BRICSの結束強める
2025年7月29日
米政府は27日、ブラジルからの輸入品に対して50％関税を8月1日から実施すると宣言した。だが、ブラジル政府はその動きを見越して、すでにBRICSを軸にした多国間主義的な枠組みへの重視を強めており、外交・経済両面で対抗の構えを鮮明にしている。
セルソ・アモリン大統領付外交問題特別顧問は、トランプ氏による関税措置や内政干渉を「前例のない圧力」と非難し、「我々は特定の国に依存せず、多角的な関係を築きたい」と強調。米国によるボルソナロ前大統領の司法介入と見られる今回の制裁に対し、ブラジルはグローバルサウス諸国との結束を強めることで主権と経済的自立を確保しようとしていると2...
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