大統領の再選無制限に=ブケレ独裁化に懸念強まる
 
          中米エルサルバドルの立法議会は7月31日、大統領の再選を無制限に許可する憲法改正案を承認した。この改正案は、ナジブ・ブケレ大統領(44歳)が創党したヌエバス・イデアス党の提案によるもので、大統領任期を5年から6年に延長し、第2回投票を廃止する内容も含まれている。これにより、2027年の大統領選での再選が可能となるが、野党議員は権力の永続化を懸念し、独裁的な危険性を指摘していると8月1日付フォーリャ紙など(1)(2)が報じた。
同日、議会での投票が行われ、圧倒的多数を誇るヌエバス・イデアス党の提案により、改正案は57票の賛成を得て可決された。一方、反対票は野党議員に...
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