サトウキビが動かす未来=エタノールから水素生成も視野に

脱炭素化が国際議題となる前から、ブラジルは再生可能エネルギーへの移行を実践してきた。その中心にあるのがサトウキビ由来のバイオエタノールだ。70年代の石油危機を機に国家戦略として導入され、官民連携により生産体制と市場が発展。現在、バイオ燃料はブラジルのエネルギー構成の約3割を占めている。19日付CNNブラジル(1)が、ブラジルにおけるエネルギー転換の歴史を解説した。
ブラジルにおけるエタノールの利用は、1931年にヴァルガス暫定政権下でガソリンへの5%混合を定めた政令に始まり、70年代の石油危機を機に本格化した。75年には国家アルコール計画「プロアルコール」が発足。...
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