《記者コラム》「米国になびけば豊かになれる」=時代は続いているのか?

最近のニュースでは、伯国の司法に介入し、BRICSを強くけん制する米国トランプ政権に関するものや、トランプ政権に同調する伯国や南米諸国の保守、極右政治家のものが多かった。そうした記事を読むたびに「はたして今は米国になびけば豊かになれる時代なのだろうか」という疑問がふつふつと湧いた。
冷戦最中の時期やアジアや南米で経済破綻が起きた90年代ならば米国になびく気持ちもわかる。当時の社会風潮には「社会の平等を求めるのはいい。だが、一国全員で貧乏がしたいのか」「豊かになりたいならば西側諸国に学ぶべき」というものが確かにあったからだ。
ただ、今の世の中、そうした「西側の欧米世...
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