クエスチ=知事選の世論調査も実施=主要州の現状が明らかに

クエスチ社が来年の知事選に関する世論調査を行い、主要州での現在の情勢が明らかになった。21日付G1サイト(1)が報じている。同社の調査は13〜17日に行われた。
サンパウロ州では、現職のタルシジオ・デ・フレイタス氏(共和者・RP)が43%と高い支持を得ている。現副大統領で元知事のジェラルド・アルキミン氏(ブラジル社会党・PSB)は21%で2位、トランスジェンダー下議のエリカ・ヒルトン氏(社会主義自由党・PSOL)が8%で3位につけている。
リオ州では、現リオ市長のエドゥアルド・パエス氏(社会民主党・PSD)が35%の支持でトップ。現副知事のロドリゴ・バセラル氏(ウニオン)、ワシントン・レイス氏(民主運動・MDB)、モニカ・ベニシオ氏(PSOL)の支持率はいずれも10%以下だった。
ミナス・ジェライス州では、RPのクレイチーニョ上議が28%で1位。元ベロオリゾンテ市長のアレッシャンドレ・カリル氏(無所属)が16%で続き、前上院議長のロドリゴ・パシェコ氏(PSD)が9%で3位となっている。
リオ・グランデ・ド・スル州では、軍政時代の左派の大物だったレオネル・ブリゾラ氏の孫のジュリアナ・ブリゾラ氏(民主労働党・PDT)とボルソナロ派のズッコ下議(自由党・PL)が21%と20%で接戦となっている。
ペルナンブッコ州では、31歳のレシフェ市長ジョアン・カンポス氏(PSB)が55%を獲得し、現職のラケル・リラ氏(PSD)の24%に大差をつけている。
バイア州では、前回選挙で決選投票で敗れたACMネット氏(ウニオン)が現職のジェロニモ・ロドリゲス氏(労働者党・PT)と41%対34%の争いとなっている。
パラナ州では、元ラヴァ・ジャット作戦担当判事として有名なセルジオ・モロ氏(ウニオン)が38%の支持で、2位以下を大きく引き離している。