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佳子さま熱心に展示ご鑑賞=万博ブラジル館を訪問され

2025年8月27日

佳子さま熱心に展示ご鑑賞=万博ブラジル館を訪問され
佳子内親王殿下を案内するApexBrasilのビジネス・ディレクター、アナ・ヘペーザ氏

 佳子内親王殿下が23日、大阪・関西万博に出展しているブラジル貿易投資振興庁(ApexBrasil)主催のブラジル館を訪問された。

 佳子さまは、まず第1棟で動物や植物、人間を象徴する約90体のインフレータブル彫刻を鑑賞された。続いて第2棟「パランゴロモスの間」を訪れ、来館者に配布されるポンチョ型の布状の作品「パランゴロモス」を受け取り、贈り物への感謝を示された。

 ブラジル館からは、再利用木材を用いた寄木細工の特別な箱が殿下に贈呈された。この作品は、30年以上にわたり廃材を芸術に昇華させてきたアーティスト、マケソン・ペレイラ・ダ・シルヴァ氏によるものだ。

 ApexBrasilのビジネス・ディレクター、アナ・ヘペーザ氏は「佳子内親王殿下をお迎えでき光栄です。日本とブラジルは2025年に外交関係樹立130周年を迎え、この絆は永遠に続くと確信しています」と強調した。

 訪問後の会見で同氏は、殿下が館のテーマである「持続可能性を受け入れ、人生を謳歌する」にちなみ、自然と人間の共生を表現している展示に強い関心を示され、多くの質問をされたことを紹介。ブラジルを紹介するビデオは本来2分間鑑賞される予定だったのを、6分間にわたり視聴されたという。

 殿下は今年6月にブラジルを訪問したことから、館内ではその経験についても言及された。


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