洗礼式で神父が子供の名前読み上げ拒否で問題に

リオ市西部レブロンのカトリック教会で、神父が少女の洗礼式で名前を読み上げることを拒否し、問題となっている。それは、ある夫婦が「ヤミナちゃん」という女の子を養子として授かり、洗礼式を行ってもらった際、式の直前になって担当の神父が「カルト宗教に関係した名前だから名前を呼べない」と主張し始め、式の最中もヤミナちゃんのことを終始「子供」と呼び続けた。この両親は神父の行為は人種差別的なものとして警察に届け出ている。「ヤミナ(Yaminah)」はアラビア語で「右側」を意味し、祝福、幸運、強さを象徴するとされ、国際的なイスラム教徒コミュニティで広まっている名前と報道されている。(1)