site.title

バイーア州ジュアゼイロ市=アセニブラ盆踊り20日から=地域最大の日本文化行事

2025年9月17日

イベントポスター
イベントポスター

ブラジル北東部バイーア州ジュアゼイロ市における地域最大の日本文化行事「アセニブラ盆踊り」が20日(土)、21日(日)の両日、同市の日系団体「ヴァレー・ド・サンフランシスコ日本ブラジル体育協会(ACENIBRA、石川モニカ会長)」(Av. Irmã Dulce - Malhada da Areia)で開催される。

同イベントは、ジュアゼイロおよび隣接するペルナンブコ州ペトロリーナ市を含む地域社会に根付いた日伯文化交流の象徴的行事として定評があり、昨年は約700人が来場した。

ACENIBRAはジュアゼイロ唯一の日系団体で、今年で設立41周年を迎える。約80世帯の家族会員を中心に、非日系の個人会員も加わり活動。毎月恒例イベントや、ゲートボール、太鼓グループ「同心」の練習などを通じて活発な交流を続けている。

背景には、1933年にコチア産業組合中央会が主導した「クラサ・プロジェクト」による大規模入植がある。同プロジェクトにより多くの移住者がジュアゼイロに定住し、同市や隣接するペトロリーナ市は現在、マンゴーやブドウの一大産地となり、輸出拠点としても知られるようになった。

今回の盆踊りは2日間にわたり、歌や踊り、ワークショップで日本文化などを紹介。盆踊りは、20日が18時20分から、21日が19時35分から予定されている。両日共に12時からニシムラ・タケシによる歌唱や健康体操披露、よさこい、三味線、太鼓演奏など様々なショーも行われる予定だ。

別会場では20日11時、21日13時から絵画講座やJICAによる書道・折り紙教室が予定されている。さらに別ブースでは11時から、おにぎり・みそ汁の調理ワークショップも実施される。飲食ブースも充実している。

会場中央には特設櫓が設置され、夜には伝統的な盆踊りが行われ、異国情緒と郷愁に満ちた雰囲気を演出する。

石川会長は「今年も恒例の盆踊りが始まります。盆踊り以外にもショーやワークショップを用意しましたので、ぜひ家族で楽しんでください」と来場を呼びかけた。

入場券は同団体非会員の場合、2日間セットで50レアル(サイト手数料別)。6〜10歳および60歳以上は半額、5歳以下は無料。チケットはアセニブラサイト内(https://acenibra.com/)から購入できる。会場での食事は別途有料。

詳細はACENIBRA公式インスタグラム(=@acenibra)で確認を。イベントに関する問い合わせは、担当の石川マリアーナさん(WhatsApp: 87・9619・7799)まで。



イベント案内前の記事 イベント案内10月にサンパウロ市美食フェス開催=有名店の人気料理が一堂に次の記事10月にサンパウロ市美食フェス開催=有名店の人気料理が一堂に
Loading...