春の蘭展が19日から=季節の蘭や珍しい原種も

サンパウロ蘭協会(AOSP、ウイルソン・ガンボア会長)が主催する第108回蘭展が19日(金)から21日(日)までサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会文化スペース(入り口はガルボン・ブエノ街596番)で開催される。入場無料。
金曜日と土曜日が午前9時から午後6時まで、日曜日は午後5時まで。毎日10時、13時、15時には蘭の育て方に関する無料の講習会も行われ、初心者から上級者まで参加できる。蘭の美しさを楽しむとともに、専門家と交流しながら育て方を学べる機会だ。
会場内の特別に仕切られた区画で行われる蘭展では、会員が最高の作品約1千点を持ち寄って競う。ミルトニアの改良種、デンドロビウムの原種、カトレア・アメジストグロッサなど春の蘭を中心に展示される。
同協会は1967年に設立され、翌年から年2~3回蘭展を開催している。コレクターが育てた自慢の作品の展示だけでなく、15もの生産業者が提供する、珍しい原種や原産国ならではの数々の立派な鉢物、10レアルからの苗、栽培材料などを直接購入できる。蘭協会では「ぜひ週末にご来場を」と呼びかけている。