広報文化班に山﨑副領事着任=在サンパウロ総領事館
          在サンパウロ総領事館広報文化班に9月29日、山﨑台(うてな)副領事が着任した。10月23日に着任挨拶のため編集部を訪れ、所信を語った。
山﨑副領事(38歳、岡山出身)は日本女子大学文学部日本文学科を卒業後、民間企業で広報マーケティング業務に従事。2021~25年春まで夫のブラジル赴任に帯同し、サンパウロで暮らした。ブラジル滞在中もフリーランスのマーケティング専門家として仕事を続け、折よく行われた在サンパウロ総領事館の職員募集に関心を持ち応募。採用され、一時帰国の後、今回の着任となった。
山﨑副領事はこれまで米国ニューヨークやスウェーデンで暮らした経験を持つが、サンパウロの多様な人種構成を背景にした心的に開放的な文化は特に魅力的であり、様々な側面から感じられる日系人の影響に対しては強い興味深さと感謝の念を覚えるという。
山﨑副領事は在外行政機関の広報が担う責任の重さを自覚した上で、「専門的に培ってきた技術や知見を好きな街で役立てられることに喜びを感じています。日系社会をはじめ、ブラジル文化をこれからさらに学んで職務に活かしたいです」と意気込みを語った。








