市民の主食アサイー高騰=気候変動と制度の壁が直撃
第30回気候変動枠組条約締約国会議(COP30)の開催を控えた北部パラー州ベレン市特産で、日常の食卓を支えるアサイーが高騰し、職人や市民は濃厚なアサイーの確保に苦慮している。気候変動と制度の制約が、地元の伝統食を揺るがしていると5月15日付BBCブラジル(1)が報じた。
COP30の会場では来場者向けメニューにアサイーが加えられる予定だ。だがベレン市民にとって、アサイーはスイーツのような嗜好品ではなく、毎日の食事に欠かせない主食だ。それが近年の価格高騰により、高価な商品になってしまった。
ベレンの消費者に最も人気のある粗めタイプのアサイーピューレは、今年の端境期に...
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