ぶらじる俳壇=169=広瀬芳山撰
サンパウロ 森川玲子
この国の一日だけのお正月
〔日本では一月の前半、お正月気分だが、この国ブラジルでは二日になればもう平日。そんな日本人の心に拍子抜けする情景をうまく捉えました。〕
祝宴のざわめき抜けて夕端居
書き初めや卒寿の友の筆跳ねる
にじみ出るペンのインクや暑き午後
サンパウロ 山本郁香
夏帽子過去へとつなぐ今もなお
〔若い頃、外へ出かけることが多く、よく使った夏帽子。それが今、役目を終え、めったに使われることがない今。でも昔の様々な想い出がつまっている有様をうまく表しました。〕
初咲きのローザデデゼルト紅冴えて
芋の葉やつるりと名残りの露おつる
初鏡青いソンブラ薄くぬり...
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