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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(347)

2026年2月25日


 超ハイパー・インフレ

 

 サルネイ政権は、一九八八年になると、国債を果てしなく乱発した。無論、資金繰りのためである。

 これは(金利同様)インフレを暴走…どころか狂走させてしまった。なんと、アレヨアレヨと言っている間に一、〇〇〇㌫を突破してしまったのである。超ハイパー・インフレであった。

 サルネイ政権は、外債と同様、内債=公共債務=、インフレに対する戦いも放棄してしまったのだ。

 前者は対外的な大破局を齎したが、後者は国内的な大破局を招いた。

 ブラジルは二重の大破局に突入してしまった。

 否、これに治安の極度な悪化も加え、三重の巨大破局と表現すべきであろう。

 こ...

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