汎米日系大会=サンパウロ市で6月開催、500人集結=南北大陸の日系リーダーが連帯
アメリカ大陸最大の日系コミュニティの大会「第22回パンアメリカ日系大会(COPANI2026)」が、6月5日(金)から7日(日)までの3日間、サンパウロ市内で開催される。汎アメリカ日系協会(APN)とブラジル日本文化福祉協会が共催し、リベルダーデ区の文協ビルやアラジャ市のニッポンカントリークラブを主会場に、日系人の交流・協力を再確認する多彩なプログラムを展開する。
同大会は1981年に初開催。以降、隔年ごとにアメリカ大陸各地を巡りながら実施されてきた伝統ある大会で、地域間の連帯と文化継承を目的とする。2024年はパラグアイで開催され、ブラジルは1985年と2007年の2回、開催国となっており、今回は19年ぶり。
2026年大会のテーマは「Liderando o Cambio(変革を導く)」。日系社会が直面する現代的課題を共有しながら、歴史的遺産と未来への責任を問い直す場として位置づけられている。国内外から約500人の代表が参加予定で、日系団体のリーダー、若手活動家、企業代表、研究者、政府関係者らが一堂に会する。各国の文化や組織運営の経験を共有し、地域内連携の深化と次世代リーダーの育成につなげる。
初日の開会式では主催者挨拶に続き、基調講演。続いて多文化共生、経済協力、地域社会の課題をテーマにしたパネルディスカッションが予定されている。夜には文化紹介セッションが開かれ、ブラジルおよび他国の日系コミュニティによる伝統芸能や音楽、ダンスが披露される。
2日目は、テーマ別ワークショップや専門パネルが実施される。教育、移民史研究、組織運営、国際協力など多岐にわたるセッションが設定され、参加者同士の情報交換やネットワーキングを促す。夕刻には参加者の親睦を深めるレセプションを予定。
最終日はニッポンカントリークラブに移動し、地域文化体験や交流イベントが行われる。参加者は市内観光などに参加することもでき、各国代表との交流がさらに深まる機会となる。
参加方法は事前登録制で、大会公式サイト(copanibrasil.com.br/)から申し込み可能。参加費や宿泊手配、交通情報などの詳細も同サイトで案内する。文協では「この大会がアメリカ大陸の日系社会における協力と理解を一層促進する契機になることを期待している」と述べ、日系コミュニティに関心のある一般参加者の参加を呼びかけている。









