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《ブラジル》肥料の値上がり傾向続く=作物価格の上昇を上回り

2022年7月13日

 ブラジルでは昨年から始まっていた肥料価格高騰は、ウクライナ危機で拍車がかかり、国際問題ともなったが、農産物価格はそれについて行かず、農家が困窮していると11日付現地サイトが報じた。
 ブラジルの農産物輸出を牽引する大豆の場合、国内最大の生産州であるマット・グロッソ州での肥料価格は、昨年10月から今年6月までで16%値上がりし、1トンあたり4173レアルが4837レアルになった。だが、同期間中の大豆価格は、1俵60キロが158・70レアルから169・90レアルにと7%増のみだ。
 農家が負担する経費には輸送費もあるが、大豆用の肥料をパラナ州パラナグア港からマット...

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