連邦議会、補欠議員の昇格を発表=新政権入りの13人分
連邦議会は3日、ルーラ政権の閣僚就任に伴う、連邦議員の繰上げ当選者を発表した。3日付現地サイトが報じている。
ルーラ政権では下議8人、上議5人が閣僚入り。それにより13人の欠員が生じたが、それを埋め合わせる補欠議員が発表された。
上院では、法相に就任したフラヴィオ・ジノ氏(ブラジル社会党・PSB)の議席がアナ・パウラ・ロバート氏(PSB)に代わるのをはじめ、農相就任のカルロス・ファーヴァロ氏(社会民主党・PSD)がマルガレッテ・ブゼッテ氏(PSD)、運輸相就任のレナン・フィーリョ氏(民主運動・MDB)がフェルナンド・ファリアス氏(MDB)、カミロ・サンタナ氏(労働者党・PT)がアウグスタ・ブリト氏(PT)、ウェリントン・ジアス氏(PT)がジュッサラ・リマ氏(PT)に各々、代わる。
ジノ、サンタナ、レナン、ウェリントン氏はいずれも上議選の前までは州知事を務めており、上議に当選したばかりだった。
下議では、アレッシャンドレ・パジーリャ渉外室長官、パウロ・テイシェイラ農業開発相、ルイス・マリーニョ労働相、パウロ・ピメンタ社会通信局長官(以上PT)、マリーナ・シウヴァ環境相、ソニア・グアジャジャラ先住民相(以上レデ)、ジュセリノ・フィーリョ通信相、ダニエラ・カルネイロ観光相(以上ウニオン)が閣僚入り。後任は基本、所属政党から出るが、オルランド・シウヴァ氏(ブラジル共産党・PCdoB)はPTの議席で、イヴァン・ヴァレンテ氏(社会主義自由党・PSOL)はレデの議席で下議昇格となる。