《ブラジル記者コラム》中国に近寄るルーラの思惑とは 「世界統治を変えるためのパートナー」
ラヴァ・ジャット作戦は米国の陰謀との見方
今回の訪中の間、ブラジルのルーラ大統領が示した反米親中路線のトーンが強かったことに驚いている欧米メディアが多かった。
ルーラ第3期政権(以下、ルーラ3)は、穏健な中道左派だった1、2の頃と比べて、立ち位置がかなり左寄りだ。ルーラがPT代表として反米姿勢を示している分には誰も驚かなかったが、今回は大統領としてやっているからインパクトが大きい。
おそらく極右路線を思うがままに進んだボルソナロから学んで「自分もやりたいようにやる」と腹をくくったのではないかと推測される。
「ブラジルが反米」なのではなく、「ルーラが反...
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