リオ州警察=1日に20丁の銃を押収=路上での強盗事件も減少

リオ州の市警と軍警が上半期に押収した火器(拳銃や回転銃)は1日平均で20丁に及んだと同州治安研究所(ISP)が発表したと、7月27日付G1サイトなど(1)(2)(3)(4)が報じた。
麻薬などと一緒に押収された長身銃(小銃やライフル)も、24時間あたり2丁に上ったという。また、麻薬の売買や銃の不法所持その他で現行犯逮捕された人は1日108人で、盗難車の回復も1日43台に上った。麻薬の押収件数は1日64件だった。
巡邏強化などもあってか、6月だけの数字を見ると、路上での強盗・窃盗事件(通行人や集団からの強盗や携帯電話の強奪)が昨年同月より22%少ない4151件だった。この数は6月としては過去19年間で最少だ。
積み荷強盗も減少傾向にあり、6月は237件で昨年同月より16%減少。この数字は6月としては過去10年間で最少だ。車の盗難は4%減の1810件で、過去3年間で最少だった。
火器の押収数は500丁で、昨年同月比で7%減少。長身銃は45丁押収され、昨年同月の26丁を73%上回った。
他方、麻薬の押収件数(1887件)は18%増。現行犯逮捕者数は14%増の3153人で、回復できた盗難車も17%増の1316台だった。
これらのデータは、同州市警の各警察署のデータを集計して得たものだという。