リベルタドーレス=パルメイラスが6年連続8強=ガロには3年連続で勝利
9日、サッカーのリベルタドーレス杯の決勝トーナメント第2戦が行われ、ブラジル勢同士の対戦では、パルメイラスがアトレチコ・ミネイロ(ガロ)を合計得点で上回り、準々決勝進出を果たした。10日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
第1試合を1―0でものにしていたパルメイラスは、本拠地アリアンツ・パルケで2戦目を迎えた。パルメイラスは前半からシュート攻勢をかけ、16分にゴメス、35分にはアルトゥールが決定的なシュートを放った。だが、いずれもガロのキーパー、エーヴェルソンに好捕された。
なかなかチャンスがつかめなかったガロは後半27分、パウリーニョのペナルティ・エリアへのクロスでチャンスをつかんだ。この際、守っていたパルメイラスはマイケからのボールがガブリエル・メニーノの手に当たった。ここでガロの応援団は「PKだ」と沸いたが、それは起こらなかった。そのため、「誤審ではないか」と試合後も疑問の残る展開となった。
だが、同日付ヴェルダン・ネット(2)によると、ガブリエル・メニーノの場合は自軍選手からのボールに手が当たっており、ルール上、ハンドにはならない。相手チームからのボールに触れた場合のみがファウルとなる。
試合はこのまま0―0で終わり、逃げ切ったパルメイラスが準々決勝に進むことになった。パルメイラスは2018年以降、6年連続でのベスト8以上進出となる。
一方のガロは一昨年の準決勝、昨年の準々決勝に続いてパルメイラスに敗れ、決勝トーナメントから脱落した。