ブラジル杯=サンパウロが決勝進出=フラメンゴも2連覇王手
16日、サッカーのブラジル杯の準決勝第2試合が行われ、サンパウロとフラメンゴが決勝に進出した。同日付グローボエスポルテ(1)やランセ・サイト(2)が報じている。
7月25日に行われた第1戦でコリンチャンスに1―2で敗れていたサンパウロは、舞台を本拠地モルンビに移して第2戦を戦った。
序盤から積極的に仕掛けたサンパウロは前半13分、ウェリントン・ラットのペナルティ・エリア外からのミドル・シュートで1点を先制した。
さらに前半32分には、PSGやトッテナムで活躍し、10年ぶりに古巣に復帰したかつてのエース、ルーカスがヘディングで押し込み2点目。これで合計得点でも3―2と逆転したサンパウロがこのまま逃げ切った。
他方、7月26日に敵地ポルト・アレグレでのグレミオとの第1戦を2―0で勝利していたフラメンゴは本拠地マラカナンで第2戦を迎えた。
後がないグレミオは前半から積極的に攻めたが、これをフラメンゴが好守で防ぎ続けた。
すると後半23分、レオ・ペレイラが狙ったヘディング・シュートは決まらなかったように見えた瞬間、フラメンゴ側がこのシュートがグレミオのディフェンダーロドリゴ・エリーの手に当たったと抗議。VAR判定の結果、これが認められてPKに。これをアラスカエタが決めて1―0とし、2戦連勝で2年連続の決勝進出を決めた。
決勝戦は9月17、24日に行われ、フラメンゴが勝てば2年連続5回目、サンパウロが勝てば初優勝となる。