サンパウロ市=30キロにわたる強盗追走=最後は信号衝突で犯人逮捕
30日、大サンパウロ市圏グアルーリョス市で強盗事件を起こした犯人たちの車が、軍警の追跡を受けてサンパウロ市までの約30キロをひた走った後、信号に衝突。1人が死亡、4人が逮捕されるという事件が起きた。同日付G1サイト(1)が報じている。
事件は30日未明、軍警が「グアルーリョスの民家に6人組の集団強盗が押し入った」という情報を受け取ったところから始まった。
現場に向かった軍警たちは早速、犯人たちが乗った盗難車を発見。止まるよう命じたが犯人たちは従わずに逃走した。
ヘリコプターの応援を得た軍警は約30台のパトカーでサンパウロ市方面まで逃げた車を追走したが、逃走車は止まることなく、約30キロにわたって逃げ続けた。
だが、サンパウロ市南部サコマンのタンクレード・ネーヴェス大通で運転手がハンドルを切り損ね、信号に激突。信号は倒れ、車も大破した。
これにより、強盗の1人が即死。4人が逮捕されたが、逮捕を免れた1人は逃亡を続けている。