都電公社=グ空港行き路線を延長=バラ・フンダから直通
グアルーリョス国際空港行きのCPTM(パウリスタ都電公社)の線が1日から延長され、西部バラ・フンダ駅から同空港への直行便の利用が可能となる。8月31日付フォーリャ紙(1)が報じている。
サンパウロ市からCPTMでグアルーリョス空港に行く路線は13号線の「エスプレッソ・アエロポルト」だが、これまでの発着駅はセントロにあるルス駅だった。
それが今回、バラ・フンダ駅まで延長されることになった。バラ・フンダは地下鉄3号線の西の終点で、CPTMの7号線や8号線との乗り継ぎもできる。バラ・フンダ地区は学生街として知られ、ラテン・アメリカ記念館やパルメイラスの本拠地アリアンツ・パルケなど、催し物の多さでも有名なところだ。
エスプレッソは急行の直行便だが、路線延長後もグアルーリョスまでの料金は通常路線と同じ4・40レアルのままだ。バラ・フンダ~グアルーリョス間の運行時間はルス駅からの場合より4分のび、36分となる。
他方、ルス駅からサンパウロ市東部に伸びる11号線もバラ・フンダ駅まで拡張される予定で、2024年下半期には同線も西の終点がバラ・フンダ駅になる。11、13号線はともに、ルス駅の東の隣がブラス駅となる。
なお、CPTM13号線のグアルーリョス駅は空港から2・5キロ離れており、駅から空港まで無料の送迎バスを利用する必要がある。