サッカーW杯南米予選=セレソンが開幕2連勝=終了間際にペルー振り切る
12日、サッカーW杯南米予選第2節の試合が行われ、ブラジル代表(セレソン)は敵地でペルーに1―0で勝利し、2連勝を飾った。13日付CNNブラジル(1)が報じている。
8日の第1戦のボリビア戦で5得点を記録したセレソンは、その時と全く同じ先発メンバーでペルー戦に臨んだ。
セレソンは前半、ゴールを決めたかのように見えた二つの機会をVAR判定で無効にされた。一つは16分のラフィーニャのシュート、もう一つは28分のリシャルリソンのへディング・シュートだ。とりわけ後者は、1度は得点として記録されたが、ペルー側がオフサイドだと主張したため、主審が6分かけて検討した末、ゴール取り消しとなった。
これらのチャンスを逃したこともあって、セレソンは波に乗れず、後半も拙攻続きで試合終了間際まで0―0の状態が続いた。
だが、セレソンは後半45分、ネイマールの左からのコーナーキックを、マルキーニョスが落下地点に入る前に飛び上がってヘディング。これが決まって均衡を破り、セレソンがそのまま逃げ切った。
セレソンはこれで2連勝。この時点で2連勝はアルゼンチンとの2チームのみだが、得点で1点上回り首位に立っている。セレソンはヴィニシウス・ジュニオルとミリトンのレギュラ−2人が負傷欠場の中での連勝だった。
第3、4節は10月に行われ、12日がベネズエラ戦、17日がウルグアイ戦となっている。